(所要時間 2 分)

世界中のスモール ビジネスを称えよう

スモール ビジネスは世界中のコミュニティにおける要です。零細・中小企業デーにあたり、スモール ビジネスの経営について人々がどんなことを知りたがっているか、Google トレンドのデータで見てみましょう。

大きな都市から小さな村まで、スモール ビジネスは到るところにあり、常に新しいお店がオープンしています。しかしオープンに漕ぎ着けるには、ビジネス アイデアを現実のものにしなければなりません。

ケーキの仕上げをするパメラ バジャルタさんの画像

「初めてケーキを作ったのは、父の 60 歳の誕生日でした。」そう語るのは、メキシコ シティーにある Pasteles Increibles のオーナー、パメラ バジャルタさんです。「その後、皆から、ケーキを作ってと頼まれるようになりました。」

「副業」

創造性豊かなパメラ バジャルタさんは、小さい頃から料理が大好きでした。彼女が作るケーキは、おいしさとかわいさを兼ね備えたとても魅力的なケーキです。「最初は実家のキッチンで、趣味として始めたんです。」と彼女は言います。しかし、副業として始めた Pasteles Increibles が、今では本格的なビジネスとしてメキシコ シティーで評判を集めています。「好きなことを仕事にしよう」と頑張ってきたのはパメラさんだけではありません。

世界中の人々が、さまざまなビジネスを始める方法を検索しています。起業に興味のある人が今年何を検索したかを国別に見てみると、フランスでは「comment démarrer une entreprise de marketing des médias sociaux」(ソーシャル メディア マーケティング ビジネスの始め方)、イタリアでは「avviare un'impresa di costruzioni」(建設会社の始め方)、メキシコでは「cómo iniciar un negocio rentable por internet」(利益になるオンライン ビジネスの始め方)がトップでした。

See the data on Google Trends

2018 年、「スモール ビジネス」という検索数が最も多かったのはジンバブエでした。

「スモール ビジネスを中心としたコミュニティ作り」

ジャスミンは、小さい頃からずっと芸術家になりたいと思っていました。そしてどうしたら芸術で生計を立てられるかを考えた末に見つけたのが「タトゥー」でした。しかし、有色人種のトランスジェンダーであるジャスミンさんは、タトゥー ショップで他の人とは異なる扱いを受けたため、自分の店を開くことにしました。それが、フィラデルフィアにあるインクルーシブなタトゥー ショップ、Spirited Tattooing Coalition です。「ここはこの界隈で私たちが安全でいられる場所です。」と顧客はいいます。こうしたスモール ビジネスとコミュニティとの結びつきには、さまざまな形があることがデータによって裏付けられています。米国では 2018 年に、「small business donations」(スモール ビジネスへの寄付)の検索インタレストが 20% 上昇しました。

画像: タトゥーを彫るジャスミンさん

「私自身にとっても常連さんたちにとっても、安全と感じられる場所が必要でした。だからこの店を開いたんです。」そう語るのは、フィラデルフィアにある Spirited Tattooing Coalition のオーナー、ジャスミンさんです。

Spirited Tattooing Coalition のようなスモール ビジネスは、コミュニティを支え、顧客だけでなく従業員をも強力に結びつける、ビジネスの枠を超えた存在なのです。Google トレンドのデータを見ると、12 月のホリデー シーズン前には、「thank customers」(顧客に感謝)だけでなく、「thank employees」(従業員に感謝)という語句の検索が世界中で急増しています。

See the data on Google Trends

12 月になると、「従業員に感謝」というフレーズでの検索が世界中で急増します。

「近くのスモール ビジネス」

2008 年に金融市場が崩壊したとき、ジェニー ドアンさん夫妻は老後資金以上の損失を被り、希望を失いかけていました。両親の力になりたいと考えた 2 人の子どもたちは、キルト作りが大好きなジェニーさんのために、地元ミズーリ州ハミルトンの古い自動車ショールームを買い取りました。それから間もなく設立されたのが Missouri Star Quilt Company です。1 人の女性が人口 2,000 人にも満たない町で始めたこのお店は、200 人以上の従業員を雇う世界最大のプレカット キルト企業へと成長しました。しかしもっと重要なのは、ハミルトンの町が活性化したことです。キルトショップが 14 件以上、レストランが 3 件に増え、ホテルも建ち、毎年 10 万人以上が訪れる町になりました。J’s Burger Dive のオーナーはこう語ります。「自分で商売をするのが夢だったんです。この町に Missouri Star Quilt Company が生まれなかったら、ずっと夢のままだったかもしれません。」

Google トレンドのデータを見ると、Missouri Star Quilt Company のようなスモール ビジネスが、コミュニティにおいていかに重要な存在として認識されているかがわかります。米国では、「small business near me」(近くのスモール ビジネス)の検索数が過去 5 年間で着実に増加しているほか、「family owned restaurants near me」(近くの家族経営のレストラン)の検索数は 5 年前に比べ 1000% も増加しています。特定のコミュニティを支援しようとする検索も見られます。たとえば、「black women business owners」(黒人女性のビジネス オーナー)という検索は、米国で 130% 以上増加しています。

休日にゆったりくつろげる喫茶店、素敵な花束を作ってくれるお花屋さん、歯の痛みを和らげてくれる歯医者さん、シャツのしみを抜いてくれるクリーニング店…それ以外にもたくさんの身近なスモールビジネスが、私たちの生活を支えてくれています。すべてのスモール ビジネスを称えましょう。

トップへ戻る