コミュニティ ガイドライン
コミュニティ ガイドラインは、Google のカルチャーの一つでもある「健全でオープンな議論」を実現するために定められています。このガイドラインは、Google がミッションを追求し、ユーザーに有益なものを提供し続けるための環境づくりを支えています。Google で働くことには、大きな責任が伴います。毎日何十億もの人々が、高品質で信頼できる情報を我々に期待しているからです。その信頼に応えるために、プロダクトとサービスの品質を維持することが重要です。以下に示すガイドラインは Google の公式ポリシーとして、職場内でのコミュニケーションにおいて重視されます。
コミュニケーションにおいて留意すべき点を以下に挙げます。
- 責任を持つ。自分が何を話し、何を行うかに注意を払う必要があります。自分の言動には責任を持ってください。説明責任は自分にあります。
- 貢献する。発言はそのまま貢献につながります。建設的な発言を心がけましょう。
- 思慮深く発言する。自分の意図とは関係なく、発言したことは Google の発言と捉えられる可能性があります。発言にあたっては慎重に考慮し、他の人々に誤った思い込みを抱かせないようにする必要があります。
1. コミュニケーションにおいては Google の 3 つの価値観に従う。
ユーザーを尊重し、機会を尊重し、お互いを尊重してください。これらの価値観は、私たちがミッションを追求する際の行動を左右します。私たち一人ひとりが、そして全員が一丸となって、この価値観を共有する必要があります。
2. Google があらゆる人にとって安全で、生産的で、多様性が認められる環境となるよう、各自が自分の役割を果たす。
同僚と情報やアイデアを共有することは、コミュニティの活性化につながります。一方、勤務時間中に政治や最新のニュースについて議論することは、コミュニティの活性化にはつながりません。私たちがすべきことの第一はそれぞれの任務の遂行であり、勤務時間中に仕事以外の話題について議論することではありません。
業務の妨げとなる議論や、Google の職場ポリシーに違反する議論は避けてください。ルールに違反するこうした議論が行われている場合、マネージャーが適切に対処する必要があります。
3. 他の Google 社員に疎外感を抱かせるような議論は職場では控える。
挑発、中傷、個人攻撃などの行為は控えてください。これには、他の社員、外部人材、ビジネス パートナーなど(著名人を含む)を、個人または集団として侮辱したり、恥をかかせたり、その品位を傷つけたりする発言、ならびに、ハラスメントやいじめに関わる行動規範やポリシーに違反する発言も含まれます。
4. 自分の発言や影響力に責任を持つ。
自分の言動による影響が、後々まで残ってしまうことがあります。他の Google 社員について発言するとき(直接本人に対して発言する場合も含む)は、相手への敬意を忘れないようにしてください。
Google 社員としての発言は、どこで言ったかに関係なく、他の Google 社員、自分自身、そして Google そのものに重大な影響を及ぼす可能性があります。誰もが会社の活動について自由に問題を提起し、敬意をもって質問、議論できるようにすることは Google の重んじるカルチャーの一つです。発言は、たしかな情報に基づいて行いましょう。必要な情報をすべて入手していると思い込まないように注意し、Google のプロダクトやビジネスについての誤った、または誤解を招く発言によって、Google のサービスやビジネスへの信頼を損なわないようにしてください。
5. データの取り扱いに注意する。
コミュニケーションの内容が、急速かつ広範囲に拡散される可能性があることに注意してください。対象者限定の情報や機密情報について、Google のデータ セキュリティ ポリシーに違反する形でアクセス、開示、拡散しないでください。
私たちには、これらのガイドライン、行動規範、その他の職場のポリシーを遵守する責任があります。このポリシーに準拠していない議論や態度が見受けられる場合には、マネージャーや議論のオーナーが指摘するようにします。必要に応じて、特定のディスカッション フォーラムを削除したり、コメント、閲覧、投稿の権限を無効にしたり、懲戒処分を下したりすることがあります。
現地の法律とポリシーに基づき、Google 社員と外部人材が、賃金、勤務時間、その他の就業規則や法律の違反について話し合うことは可能ですが、法により定められている場合を除き、機密情報について公に開示することはできません。